DynamicBootとは、クライアントPCのハードディスクを使用せず、冗長化された2台のサーバーで一元管理する事で、セキュリティーの強化とコストダウンを実現します。
学校導入実績(2016年3月現在)約80,000 クライアント(2,300校)
情報漏えいや誤操作等によるリスクが軽減されます
- クライアントPCにHDDが無いので、万が一パソコンを紛失しても、情報が外部に漏れる心配はありません。
- 外部デバイスの利用制限ができるので、USBメモリーやディスクドライブからのデータ持ち出しを出来ないようにできます。
- 誤操作等によりパソコンの動作に障害が起きても、電源オン/オフで元の状態に戻すことができます。
- 更新の履歴管理を行っているので、設定変更やソフトウェアの更新後に不具合が発生しても、簡単に更新前の状態に戻すことができます。
クライアントPCにHDDは必要ありません
- 荒い使い方や衝撃にも強くなります。
- パソコンの故障率の大幅削減
パソコンの故障の約7割の原因とされるHDDが無いので、故障率が大幅に減少されます。
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授業への影響を軽減
パソコンを修理に出す機会が減るので、パソコンの不稼働時間を軽減できます。
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eco(節電対策)
ハードディスク運用と比べ電力消費が抑えられます。
複数のイメージを切換可能
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1台のパソコンで、Windows10、Windows7、Linux等、切り換えて起動することができます。
- 旧OSにしか対応していないアプリケーションも利用できます。
管理や保守にかかる時間や費用を軽減
- OSやアプリケーションソフトウェアのアップデートは1台のパソコンで行うだけで、全てのパソコンもアップデートされます。
メンテナンス作業時間を1/20に減少(当社調べ)できます。
- HDDレス化による修理費用の削減。HDD搭載PCに比べ7割減少(当社調べ)できます。
- 情報担当の先生の負担が軽減します。
iPXE 対応
Windows10対応
Windowsタブレット対応
マイクロソフトMAK認証に完全対応!!
- KMS認証と違い管理作業が軽減します。
- MAK認証にすることで以下の制約が無くなります。
- ワークグループでの運用が可能です。
- 認証サーバー(KMS)は必要ありません。
- 180日に1回毎の手動認証が不要になります。
イメージをHDDにダウンロードが可能です
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イメージをHDDにダウンロードが可能です。
Windows10の大幅アップデートが半年~1年毎に計画されています。
一般的なシンクライアントは、OSの大幅なアップデートやNICのドライバを更新する際は、イメージを直接更新することはできません。イメージの再作成が必要になります。
DynamicBootはイメージのダウンロードができるため、イメージの再作成をすること無くOSの大幅なアップデートやNICドライバの更新が可能です。
管理者の作業時間を1/20に削減(当社調べ)できます。
DynamicBootサーバーが複数ある場合、クライアントPCはどのサーバーに接続するか設定が可能です
- 接続サーバー指定:ネットワークの構成に合わせ、管理者が手動で接続するサーバーを指定できます。
- ロードバランス:サーバーの接続状況より自動で空いているサーバーに接続します。
- 優先サーバー設定(ハイブリッド方式):基本は指定のサーバーに接続しますが、指定サーバーの負荷が高い場合は、空いているサーバーに接続します。
ネットワーク構成と使用状況を分析し、自動で最適なサーバーを選択します。
Q.パソコンからHDDを取ってしまったら、使用感が変わってしまって使いにくくなりませんか?
A.DynamicBoot導入後も、導入前と同じ操作でパソコンを使用できます。新しい操作は一切必要なく、アプリケーションもそのまま使用できます。専用の端末ではなく、パソコンを使用するので、使用感は変わりません。
Q.シンクライアントを導入する事によって、動作が遅くなることはありませんか?
A.DynamicBootは、画像転送型シンクライアントと違い、動作再生やCAD、グラフィックソフトウェアなど、マシンパワーの必要なソフトウェアも快適に動作します。
パソコンの処理速度も、HDD搭載のパソコンと同等なスピードで動作します。
システム構成例
動作環境
DynamicBootサーバー
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最低動作環境 |
推奨動作環境 |
CPU |
Pentium4 2GHz 以上 |
Xeon 2.4GHz 以上 |
メモリ |
64bitOS 4GB 以上
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64bitOS 4GB 以上
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OS |
Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012
Windows Server 2012 R2
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Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012
Windows Server 2012 R2
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ハードディスク |
320GB 以上
7,200回転 以上
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500GB 以上
10,000回転 以上
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ネットワーク |
1GB 以上 |
2GB 以上 |
クライアント
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クライアント動作環境 |
CPU |
Pentium4 2GHz 以上 |
メモリ |
2GB 以上
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OS |
Windows 7 Professional(32bit/64bit)
Windows 7 Enterprise(32bit/64bit)
Windows 8 Pro, Windows 8.1 Pro 64bit(32bitは要相談)
Windows 8 Enterprise, Windows 8.1 Enterprise 64bit(32bitは要相談)
Windows 10 Professional, Windows 10 Education(32bitは要相談)
Windows 10 Enterprise(32bitは要相談)
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- サーバーのハードディスク容量はクライアント数、作成イメージ数によって増加します
- ネットワーク構成及び、使用するソフトウェアによってはローカルキャッシュは必須となる場合があります
- クライアントのイメージ作成、ローカルキャッシュ使用時には、ハードディスクが必要です
- Linuxクライアントにも対応しています(要相談)
- ネットワーク構成はスター型ネットワークを推奨しています
- UEFI対応済みです
ローカルHDDを使用したVHDオプション、及びセンターサーバー化につきましては、弊社営業までお問い合わせください。
DynamicBoot バージョンアップ履歴
- ネットブート型シンクライアント リリース
- 2005/9/11
- DynamicBoot Ver.1 リリース
- 2007/9/5
- DynamicBoot Ver.2 リリース
- 2008/6/23
- DynamicBoot Ver.3 リリース
- 2009/1/8
- DynamicBoot Ver.4 リリース
- 2012/7/2
- DynamicBoot Ver.5 リリース
- 2014/7/1
- DynamicBoot Ver.6 リリース
- 2016/6/1
導入実績
- 学校導入実績(2016年3月現在)
- 約80,000 クライアント(2,300校)